波頭

束の間、淡く残ることについて

雑記/note

制作のたどりなおしと制作的なこと - メモ

2022年11月11日に「栞の束から制度化へ:制作するを制作する」と題してオンライン企画を行った。ここに残すのは、当企画において準備したハンドアウトの一部である。 はじめに:背景と趣旨 制作をたどりなおす 高倉の制作(2017年〜) 滴々の制作(2021年1月〜)…

fieldnote 通る、迎える身体

連日、ポノロゴの村々で行われているレオというお祭りを見て回っている。ある村で、僕はガムランの異様な熱気にくらくらしながら、若者がクンダンを叩いている姿を念入りに観察していた。すると、楽器隊の男たちがこちらを見て笑いながら手招きしている。ど…

fieldnote 「動物園で見つめる先に、」「土地をぬう道、ヤトがくる」

黑田菜月「動物園で見つめる先に、」(SARPspaceA) 阿部明子「土地をぬう道、ヤトがくる」(SARPspaceB) 黑田菜月「動物園で見つめる先に、」(SARPspaceA) 2022.8.30(火)〜9.4(日) 【仙台写真月間 2022】黑田菜月「動物園で見つめる先に、」11:00-19:00(最終…

本屋と時間 - 『仙台本屋時間』について(と今の心境をすこし)

「火星の庭」店主・前野久美子さん主導で作られたZINE『仙台本屋時間』に、僕も少しだけ関わっていた。打ち合わせへの参加、前野さん担当部分の取材参加、取材メモ作成(音声データの書き起こし)、書店基本情報リスト作成、掲載許可取り、コラム「本とひと。…

「読む経験」の核心を書く - フリーペーパー『「曲線」の書棚から』という場所について

仙台市青葉区八幡にある「曲線」という本屋さんと勝手にコラボレーションして、『「曲線」の書棚から』というフリーペーパーを作っている。2021年2月に一作目を作って、8月に二作目を作った。今はとりあえず、ごく僅かの部数だけを刷って「曲線」さんのフリ…